十三夜 (じゅうさんや)とは旧暦の 9月13日のことで、十五夜(じゅうごや=旧暦 8月15日)に対するものです。 白々と 縁にさし来ぬ 後の月 作者前田普羅(まえだ ふら) 補足 後(のち)の月 とは、前の句の「十三夜」の月の別名です。9月24日(月)は十五夜 である。 どの季語も重要であるが、とりわけ「十五夜」は感懐深い。 俳句に限らず、日本の古今の詩歌人にとって最も重要な日の一つ、と言っていい。 西行が、 花(桜)に狂った詩人 であれば、芭蕉は、 月(名月)に執した詩人十五夜に弓張も見るいのちかな 桜井梅室 十五夜に近よる月の光りかな 嵐青 十五夜の客はあるじよ後の月 此筋 十五夜の月に打出の浜いづこ 諷竹 十五夜の月のひらきや前後 去来 十五夜の照や~と赤つばき 寂芝 十五夜はさくらにありて朧月 野坡 十五
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